プラモでMix!

HGシリーズを中心に買ってきたガンプラの紹介をしたり、放送中のガンダム作品の感想などを書いたりします。水日更新、時々金曜も更新してます!

ガンプラの関節、一重と二重で何が違う?

こんにちは!

ガンプラ作ってて、私は胴体を先に作ってその次に腕、という順番で作る事が多いのですが、この腕の関節部分はガンプラによって一重関節だったり二重関節だったりするのは何が違うのか、という疑問が湧きました。

今回は、そういう疑問を解決してみよう、という目的の記事でございます。

もしかしたらガンプラの改造をする時にも役立つかもしれないので、もし良ければお付き合い下さいませ!

 

 一重関節のメリット

多くのガンプラで見られるのがこの一重関節。

私の認識してる範囲だと、2002年発売のジ・Oでも使われていましたし、最近のキットだと、2015年発売のGセルフでもこの一重関節が使用されています。

ではこの機構のメリットはどういう物なのでしょうか。

観察して、箇条書きして見ることにしました。

 

  • 目立ちにくい
  • 構造が単純
  • これだけでも最大90度の可動域が確保出来る

といった所でしょうか。大きいメリットはこの3点だと思います。

詳しく考えてみると、特に目立ちにくいという点は重要な所だと思います。

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例えばHGUCジェガンの腕関節ですが、モールドの入った円柱型の部分のみを外部に露出させて可動域を90度しっかりと確保しています。

この露出部分もメカニックの一部だと捉えることが出来ますし、そういった見方がしやすいのはプラモデルという物に於いては大きなポイントになると思います。

構造が単純だという点はバンダイ側のメリットが強いですね。設計が簡単なので原型も組みやすいかも?という素人目線での勝手な憶測ですが、複雑なパーツよりはずっと作りやすいと思います。

その上で90度の可動域を確保できる設計を作りやすいという点もありますし、コストパフォーマンスはかなり高い設計なのではないでしょうか。

さらに、構造が単純という事は、改造によって手を加えやすいというビルダー側の利点もあると思います!

複雑な機構だった場合、下手に手を加えると壊してしまう可能性がありますが、一重関節は単純な造りなので、改造の方向性も分かりやすいです。

そういった所は嬉しい要素ですね。

 

二重関節のメリット

続いて二重関節のお話。

こちらを採用しているガンプラは少な目で、通常販売の物だとGエグゼスぐらいしか見たことが無いんですよね。(画像は改造機体ですが)

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プレミアムバンダイ限定ですと、実際に買ってはいないのですが、ガンダムピクシーやオリジン版ジム・スナイパーカスタム等がこれに該当すると思います!

こちらの関節のメリットとしては、

  • 可動範囲が広い
  • 腕や脚が長くなる

この二点が目立っていると思います。

可動範囲については一重関節に比べて大幅に広く、背中のビームサーベルを抜こうとするポーズを取れる機体もあるぐらいです。

この可動域の広さは一重関節のキットを改造しても得るのは難しいと思います。立派なメリットですね。

腕や脚が長くなるというのは、二重関節の構造上の問題で、どうしても関節部が広くなってしまいます。

それが結果的に長さを上乗せするという事に繋がる、というわけですね。

ただ、それは同時に関節部分が外側からよく見えるという事を意味しておりまして、上の方でプレミアムバンダイ限定キットを買っていなくても二重関節だと予測する事が出来たのは、関節部分が分かりやすかったという所が大きかったからです(もしかしたら間違っているかもしれませんが)

 

結局どっちが優れているのか

一重関節と二重関節のメリットを大まかに上げてきましたが、結局の所はどちらが優れているのでしょうか。

それは、用途によってこの二つの優劣は変動すると私は思っております。

キットを改造するために使うのであれば、一重関節の方が優秀です。

壊れにくく扱いやすい、装甲に接触して動かせない部分は削ってしまえば少しでも角度が取れるのでお手軽だと思います。

古いキットから新しいキットまで、HGシリーズでは多く取り扱われていますので使い勝手も良いと思います。

 

逆に、特に関節周りを改造しないで使うなら、二重関節をオススメします。

こちらは可動範囲がかなり広いので自由なポージングが楽しめますし、手足の長さでスタイリッシュさを出すことも可能です。

あまり採用されているキットを見かけないというのが残念な所ですが、もしこちらを移植したい場合はミキシングで腕だけ変えてみる等の方法を使ってみるといいのではないでしょうか。

 

どちらも一長一短、用途によって使い分けることで、より優れたパーツ選びが出来るようになるんじゃないかな、と思います!

関節パーツだけでバンダイから出してくれると作りやすいんですけどね。こっそりそういうキットの販売も期待しておきたいです。

 

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ところで今回説明に出さなかった第三の関節、水泳部のこの関節、なんて呼べばいいのでしょう。

パーツを増やせば増やすほど無限に装着できるので、無限関節、という仮称を付けておきましょうか。

これを使うガンダム機体が現れたら面白そうだな、と妄想しつつ、ネタだけこちらに書いておくのでした。

 

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